こんにちわ!
パーマを初めてかけたい方やパーマが上手くいかなかった事がある方にパーマの良さを伝えたい。
パーマをかける事で朝が楽にそして簡単にオシャレにしたい。
そんな気持ちで日々技術を磨いているパーマ好きな美容師RIKIUSHI(@RikushiEto)です♪
Contents
まずはパーマの種類は大きく分けて3つ
まずパーマの種類について説明していきますね。
同じものでも美容室によって呼び方が違ったり、使っている薬剤で名前を決めていたり、完全にオリジナルの名前をつけていたり、、、
(ちなみにantiのKPMパーマというは完全にオリジナルの名前なので他の美容室に言っても何のことか分かりません、、、w)
いろんなパーマの名前が飛び交っていて結局何がどう違っているのか分からない!って思いますよね、、、、。
今回はそんなパーマの種類について知って貰って自分に合ったパーマを探すヒントにしてもらえたらと思います。
パーマは3つの種類に分かれます。
①コールドパーマ
②デジタルパーマ(ホット系)
③エアウェーブパーマ(ホット系)
この3つですね。
いろんな種類があるのに3つなの?って思うかも知れないですが、使う薬の名称がついているだけだったり、その美容室のオリジナルの名前だったり、違う名前にしただけで理論的には一緒だよね?というのもあったりします。
なので実際に全国共通でパーマの種類といえばこの3つと思ってもらって大丈夫です。
全てのパーマはこの3つのどれかから派生されていっているものってことです。
一つずつ説明していきます。
①コールドパーマ
その名のとおり熱を利用せずに、最初から最後まで濡れている状態で仕上げるパーマです。
次に出てくるデジタルパーマやエアウェーブパーマはホット系と呼ばれ髪を乾燥させる事で形状記憶を行います。
コールドパーマは昔からある一番ベーシックな基本のパーマってことですね。
コールドパーマでも使用する薬剤や薬の付け方によっていろんな呼び方がされている場合があります
ex.)コスメパーマ、水パーマ、泡パーマなどなど
結局、熱による形状記憶を行わないものはすべてコールドパーマの仲間になります。
コールドパーマの特徴をちょっとまとめておくと
メリット
- 時間が短い
- 濡れている時にカールがでる
- 値段が安いことが多い
デメリット
- 乾かすとカールが垂れやすい
- 質感が硬い
- パーマのもちが良くない
コールドパーマは濡れている状態でパーマを固定しているので、乾かすとパーマが垂れやすくなるんですよね。
一方でホット系パーマは熱により髪の毛を乾かした状態を固定しているので、乾いた状態でカールが出やすくなります。
なのでウェットスタイルでパーマを仕上げたい方やジェルでスタイリングをする方はコールドパーマでかけるメリットが大きいですね。
他にも男性など髪が短くてカットの頻度が多い方はコールドパーマでかけることも多いです。
②デジタルパーマ
デジタルパーマはパーマのロッドに熱を通して髪の毛を乾燥させます。
乾燥した状態を固定するので乾いた時に形状が出やすくなるってことですね。
これはタンパク質は熱を加えると形状が変化して硬くなっていくという性質を利用してます。
卵で考えると分かりやすいですが、熱を加えると硬くなって固まるのと同じようなイメージです。
硬くなった状態を固定するので一番カールがクルッとしっかり出るのがデジタルパーマの特徴で、同じように熱で形を作るアイロンやコテの質感に似ているパーマです。
メリット
- カールがクルッと出る
- 乾かしてもスタイリングがやりやすい
- パーマのもちが良い
- 縮毛強制毛にもかけれる場合がある
デメリット
- 熱によるダメージが強い
- 質感が硬い
- 乾燥させる時間がかかる
髪の毛は130度以上の温度で熱するとダメージに繋がります。デジタルパーマは薬剤をつけた後にさらに高温で乾燥を行うので、
パーマの中で同じ条件下であれば一番髪に対するダメージが強いのがデジタルパーマです。
最近では低温デジタルパーマというのもありますが、形状記憶は髪の毛がしっかり乾燥しないと意味が無いので、
低温で長く時間をかける(そしたら薬剤を長く置くことになるので結局痛む、、、。)
もしくは乾燥途中で辞める(コールドパーマとやってる事変わらなくなる、、、。)
なので髪のダメージはある程度あったとしてもコテで巻いたようなしっかりとしたカールを求める方にはデジタルパーマという選択肢もありかもしれないです。
あと縮毛矯正をしている方がかけれるとするとデジタルパーマですね。
縮毛矯正毛は高温の熱でプレスをして髪の毛をまっすぐに伸ばしている状態なので、同じように高温での熱処理を行うデジタルパーマならかけれることもあります。
縮毛矯正自体がかなりダメージが強くて、さらにダメージを加えるデジタルパーマをするのは髪の毛に対する負荷ははかり知れないので個人的にはあまりオススメできないですけども、、、。
ちなみに僕は一切デジタルパーマは使わないのでご了承ください。
③エアウェーブパーマ
最後にエアウェーブパーマですね。
僕はコールドパーマでかける一部の方以外90%くらいのお客様をエアウェーブで施術しています。
エアウェーブはその名前の通り風の力を使ってパーマをかける機械です。
エアウェーブは髪に負担がかからない50度〜55度の温風で水分を吸って髪の毛を乾燥させて形状記憶を行います。
デジタルパーマで乾燥させようと思うと100〜180度くらいの熱を使うので熱によるダメージがまるで違いますよね。
そして髪の毛は高い温度で熱するほど硬くなっていくので、髪に負担がかからない温風のエアウェーブは仕上がりが柔らかくなるのが大きな特徴です。
メリット
- 柔らかく仕上がる
- デジタルパーマよりダメージが低い
- 乾かしてもスタイリングがやりやすい
- パーマのもちが良い
デメリット
- 乾燥させる時間がかかる
- コテやアイロンのようなカールは出ない
デジタルパーマと比べると仕上がりの質感に一番大きな違いが出てくると思います。
柔らかい手触りに仕上がるのでコテやアイロンで巻いた質感というより、クセっぽい無造作な動きが出やすいのがエアウェーブの特徴です。
僕はこの仕上がりの柔らかい質感と、熱による髪への負担が少ない事が一番のメリットとしてエアウェーブを使いこんでいます。
それくらいエアウェーブはとっても良いパーマなんです。
エアウェーブがデジタルパーマほど知名度が無い問題
エアウェーブ全然聞いた事が無いって方も結構多いですね。
今の日本の美容業界はデジタルパーマが主流になっていると思います。
でもパーマについて突き詰めて研究している美容師ほどエアウェーブを使っているんですよね。
では何故こんなに良いものなのに、主流になっていかなかったのか??
それには大きな理由があるんですよね。
『扱い方が難しくてパーマの技術、知識、経験のレベルが高く無いと上手く使いこなせない』
つまり使いこなせる美容師が少ないって事なんですよね。
デジタルパーマの場合は高温の熱の力(つまり強い力)を借りてパーマをかけるので薬やロッドの見極めが甘くてもある程度しっかりかかってくれます。
一方エアウェーブは髪に負担をかけない温風(熱の力は弱い)で乾燥させるので、その前段階の薬やロッドの選択が仕上がりに大きく左右してきます。
簡単に誰にでも使えるものって言うより、使いこなせる人には最強の武器っていう感じですね。
なのでとっても良い機械ではあるのですが、全ての美容師が上手く使える訳では無いので知名度が上がらないのが現状なんですね。
KPMパーマって何?
僕が勤めているANTIというお店で特許を取得しているパーマの技法です。
同じ条件下であれば従来のパーマよりも負担を軽減する事ができる仕組みでパーマをかけていきます。
エアウェーブやデジタルパーマなどの機械の名称でも無く、コスメパーマや酸性パーマなど薬剤の名称でもありません。
パーマをかける時の新しいANTIオリジナルの考え方と技法の名称です。
なので、僕が施術するメニューは
『KPMパーマの技法でかけるコールドパーマ』か『 KPMパーマの技法でかけるエアウェーブパーマ』と言うことになります。
詳しい詳細はここでは書けないのですが、仕上がりの手触りが普通のパーマとの一番の違いなんじゃないかなと思います。
興味がある方は一度かけにきてみて下さい!
まとめ
パーマの種類は結局のところ3つだけです。
あれこれいろいろな名前のパーマが登場するのですが、紐解いていくとこ3つの内のどれかってことですね。
パーマをかけたいなと思ったら今回書いたメリットとデメリットを見ながら自分にはどのパーマが良いか考えてみてください。
ちなみにノーダメージのパーマなんて存在しないので、どのパーマをかけてもダメージは発生します!
だからこそ自分が求めているメリットは何なのかを見極めてパーマを選んで貰いたいと思います!
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自分では良く分からない方はまずはご相談からOK!
自分の髪の状態は良く分からないのが当然です。
パーマは繊細な施術ですので、まずは髪の毛の診断からしっかり行うのがマストです!
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