父になりました。父になるまさにその時(出産の時)に旦那が知っていると良い事。

旦那 出産時

こんにちわRIKUSHIです。

今回は僕の環境が大きく変わった生活に関することを書きました。

しかも、これ書き始めたものの何を書くべきか悩みながらズルズルと3週間くらいちょこちょこ書き進めたので、無駄に長いエントリーです。

いやいつも無駄は多いよというのは置いといて、、、。

これから出産を予定している方や、子供を考えている方に、

『たとえばこんな感じだよー。』

くらいのテンションの仕上がりになったブログなので、気になる方はここから読んでくれたら嬉しいです。

女性はいろいろ周りから出産ってどんな感じなのか、聞くことが多いと思うんですが、

男性の方は出産に関して、事前情報全く無しのぶっつけ本番。

『マジかー!!!!えっ今どうすれば良い??』

って事態が多いかもなので、男性が読んでおくとちょっだけ心構えができるかもです!

ではそんな感じで、、、


満30歳になりまりして、子供を授かりました。

こんな僕でも親父になるというのはなんだかプレッシャーを感じずにはいられないのです。

嫁のお腹はズンズンと大きくなります。

本当に早いんですよね。特に臨月になるとパンパンに膨れ上がっています。

いよいよ陣痛が始まったのは5月4日のこと。

『初期の陣痛が始まったよ』と連絡を受けたのが5月4日の夕方くらいの話。※前駆陣痛(ぜんくじんつう)と言うらしい。

土曜日で仕事を終えてとりあえず妻の実家に駆けつけました。

その時は妻は既に一度、病院に行った後で『まだまだ生まれないですよ。』って病院で言われたそうです。

※ちなみにうちの場合は妻のお父さんが病院まで連れて行ってくれましたが、緊急の場合もあるので『陣痛タクシー』というのがタクシー会社のサービスであるので、登録しておくと安心です。

しかし妻はすでにめちゃお腹痛そうにしている。常にボディーブロー打ち続けられてるみたいな表情していました。

『えっ??こんな状態なのにまだまだなの?』

さすがに僕もこの時、既にちょっとした衝撃だった。

これでも初期の陣痛なのかという、、、。

そして陣痛開始から5時間程経った頃、この時確か陣痛の間隔は5分に1回くらい。

5分に1回今まで感じた事ない痛みに襲われる。しかもそれが1分程続くので、実際休まるのは3.4分。

※陣痛はだんだんと時間が短くなって、産まれる頃には最終的に1分毎くらいになっていきます。

Contents

その間、旦那さんができる事は、、

背中をさすり続ける。

マッサージする。

ことくらいしかできません。

ただ妻によるとそれだけでも全然気分が違うそうなので、ただひたすら一生懸命やり続けましょう!!!

そして妻の痛みもさらに辛くなって来て、

『流石にもう行った方が良いのでは?』

と思い、病院に電話。今の状態を説明すると、、、

『来ても良いけどたぶんまだまだですよ。』

僕『マジすか???』

妻の場合は陣痛が来ていてもまだまだ出てこれない状態だったみたいです。

もう妻は『ヒー。ハー。』と小杉並みに喘いでいてそれの状態も説明しました。

ps.思っていただけですよ。

お医者さんは『いやいやまだまだですね。』という依然クールな対応。

そんなクールな対応に戸惑いもありましたが、結局もう少し様子を見て、流石に耐えかねたのは1時間後くらい。

病院に行って、それからもずっと5分に1回くらい激しい痛みが妻を襲っていました。

助産師さんからは

『早ければ朝には産まれるかもですね。』

僕『それでも朝なのか、、、。』

そして朝方まで妻は、陣痛→3分寝る→陣痛→3分寝るを繰り返し。

しかしまだまだそんなに出産は甘くないと言わんばかりに、結局朝になっても状況は変わらず、、、。

僕も仕事だったので、朝1時間程だけ妻のお母さんにバトンタッチしてもらい少し仮眠を取って仕事に向かいました。

仕事中に産まれるかもしれなかったので、ちょこちょこ連絡は気にしていたのですが、産まれそうという連絡は一切無し、、、。

まだ産まれないかー。とは思いつつ、焦っても仕方無いと思いつつ仕事をしていました。

夕方過ぎに少し早めにお客さんが終わり、連絡を入れたらちょっとだけ進行して来ている。ということだったので、少し早めにお店は出させて貰い再び病院へ。

朝よりも更に激しく苦しんでいる妻。

もう陣痛は3分毎くらいになっていて、僕はマッサージやら背中さすっているが、3分毎にぶっ倒れそうになっている。

ここまでなると本当に命は大丈夫なの?って思って来てしまうくらいだ。

しかし助産師さんは至って冷静だし、挙句の果てには『もうちょっと陣痛強く欲しいねー。』とか言っている。

『いやこれ以上苦しんだら人が死ぬよ?』って思えるくらいだけど、実際はやはりまだちょっと弱かったみたいだ。

そんな苦しみが数時間続いて、ようやく助産師さんから『そろそろ分娩室に行こうか。』と言いました。

分娩室に移動したということはいよいよもうすぐなのかと思いつつ、分娩台の背後にしっかりとポジションを取る僕。

※分娩室に入ると、旦那がやれる事は、、、

・安心できる言葉をかける(たぶんほとんど聴こえてない)

・お茶飲ませる。※100均とかに売っているペットボトルにストロー付きのキャップを付けれるやつが便利!

・手を握る。

・力む時に一緒に声出しする。

くらいしか本当に出来る事が無いので、これからパパになる旦那さんは立ち合いの際は以上のことを死ぬほど必死で出来るかが今後の人生を左右すると思った方が良いです。


そんなこんなで分娩室に入ったのですが、

しかし、、、

本当の戦いはココからだった、、、。

うちの妻の場合は、1回ごとの陣痛の時間が短かったみたいで、産み出すためには陣痛にプラス自分でかなり力を入れる。という事をしないといけなかったのでかなり体力も消耗する。

そして当然ながら陣痛の痛みもある。

つまり、、、

“かなり痛い陣痛がある。その上さらに自分でも力を入れる”

という修行でもやらないような戦いを続けていました。陣痛が終わったら一息着くのではなく、さらに自ら力まないといけないのはかなりの体力を消耗していったと思う。

でも産まない訳にはいかない、、、。

そんな状態で小一時間が経過し、

『ようやく頭が出て来ましたー!!』

その言葉に、希望を抱きつつ頑張る妻。

そこからまたしばらくして、少しずつ頭がより見えるようになって来たらしく、産まれそうにはなってはいるが、なかなか出ては来てくれない状態。

そして助産師さんと先生が何やら相談し始める。

助産師『促進剤して押す方が良いかもですねー。』

先生『そうだねー。あんまりやりたく無いけど押すかー。』

えっ??

押すって何ですか???

先生『じゃあいくねー!!!!』

『グィーーーー!!!』

先生がお腹を2回くらいグリッと押した瞬間の事だった。

コロン、、、

おぎゃああああああ!!!!!

っていう声が一気に響き渡り我が子が誕生致しました。

それはもう一瞬の出来事で、僕も妻も

『ようやく生まれた!!』とかでは無くて、

『えっ?生まれたの???』くらい一瞬の出来事でした。

そんな感じで思っていたら、

助産師『旦那さん!!今シャッターチャンスですよ!!!!』

僕『あっ!!はぃ!!!』

ボーッとしてたら終わってしまう!

息子にとって一生に一度の瞬間だと思い急いで写真を撮りました。

これから出産を迎える旦那さん。しっかりシャッターの用意はしておきましょう!!

そこからは流石の手つきでヘソの尾を切ってから素早い手つきで健康状態のチェックを行います。

その間僕はただただ写真を撮りまくるだけの人。

でも一生に一度の時間をしっかり写真に残せたのはとても良かった。

きっと忘れる事はないし、息子がある程度になったら僕は息子に写真を見せたいなーと思います。

多分息子は『ふーん』ってその時は思うだけかもしれないけど、息子がいざ親になる時にはちょっとだけ思い出すと思うんですよね。

自分の母親もこうやって自分の事を産んでくれたという事実が残っている。それがどう思うかは分からないけどそれを未来の奥さんに対するいたわるきっかけとかになるかもしれないので。


という事で、僕の息子は3090グラムで元気に生まれて来てくれました。

出産

※産まれて3分後くらい。

前駆陣痛から述べ約30時間。本当母親って凄いわ。お疲れ様でした、、、。

恐る恐る抱っこしてみました。

父 初抱っこ

全然上手く抱けてない、、、。

妻 初抱っこ

妻は流石ですね。これは出産した次の日の朝。仕事でカメラを使えるように勉強してある程度使いこなせるようになってて良かったと思います。

※男性って普段から写真を撮る習慣があんまり無い方も多いので、奥さんと子供の2人の写真が少なくてちょっと寂しいらしいです。意識的に2人の写真を残していると喜んで貰えるかもしれません!

産まれたてのガラス越し。

寄り写真。

まだまだ顔が赤い。

いくら見てても飽きないですねー。

最近は顔もしっかりしてきて、毛流れなんがもハッキリして来ているんですよね。

これからの成長が楽しみです。

今後もちょこちょこブログに登場するかもですが、どうぞよろしくお願いします!

んじゃ!!

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