ANTIのRIKUSHIです。
今回は実際にパーマをかけた撮影前の仕込みをブログに書きたいと思います。
カットパーマをする時にこだわっているカットのポイントも一緒に書いていきますね。
こちらはモデルさんのBefore↓
前髪はパーマをかけて短く見えることを考慮して、毛先を整える程度にカットします。
横の毛は耳まわりが少し重くなっているので透け感を出します。後ろは結構伸びてしまっているので、パーマをかけるバランスを考えて長さは3.4センチ切り、形も少しシャープさを出したいと思います。
カットをする時に意識しているのはパーマをかけた時にどのくらいのバランスになって欲しいかです。
パーマをかける事を無視してカットしてしまうと、パーマをかけた時に短くなったと感じさせてしまう。
なので切る時からすでにパーマのイメージを膨らませながら長さを設定してカットしています。
そしてこれも気をつけている事ですが、特にショートやボブのカットパーマの時はベースカットで仕上げすぎない。7〜8割くらいの完成度でパーマをかけます。
これはパーマをかける前と後で似合わせのバランスが変わってくるので最終的に微調整できる余裕を残して切っておきます。
例えばもうちょっとだけ前髪は重めの方が可愛いかもと思ってもベースで軽くしすぎているともうどうしようもできないので。
ちょっとした変化で可愛さが変わるのがヘアスタイルです。
そのちょっとした変化をつけれる余力を残してパーマをかけてから最終調整をしています。
パーマは全体にはワンカールのパーマをかけています。
ところどころに外ハネの回転を仕込んで仕上がりに無造作感が出るようにしています。
表面のロッドは斜めにスパイラル状で巻くことでズルッとしたアンニュイなイメージを狙います。
今回はマッシュウルフのパーマデザインに!メガネも似合うオシャレなパーマになりました。
くせ毛っぽく、無造作なオシャレパーマがオススメです。
前髪をちょっとかきあげてうぶ毛っぽく見せるのもオシャレです。
ショート好きの方もショートにしてみたい方も是非パーマをかけましょう!