『パーマをかけたことあるけどすぐに取れちゃう毛質なんでパーマはかけれないんです。。』
あぁ。そうか、、、。
お客様にパーマを提案したら割とこれ言われること多いんですよね。
他の美容室よりパーマのお客様が多く、沢山の事例を見てきてるうちのサロンでも結構よくある事例です。
だからといって取れてしまわないようにと強くかけ過ぎると、
『パーマ失敗した、ギシギシになった。』
ということになりかねません。
そしてパーマから遠ざかってしまう方が多くなってしまう事は悲しいですね。
そもそも何で取れてしまうのか。
パーマは薬剤の力で髪の毛を柔らかくした状態を曲げて固定します。
そしてまっすぐに生えている髪の毛はまっすぐにまた戻ろうとする力が働きます。
髪の毛が柔らかくなりきってない状態でパーマが終わっていると、よりまっすぐに戻ろうとする力で早く取れてしまいます。
それにプラスして、普段使っているシャンプー、髪の毛の重力などの影響でパーマが取れていきます。
じゃあ絶対取れないくらいめちゃ柔らかくしとけばえぇやん。
なんですが、実は柔らかくすればする程ダメージが強くなります。
嫌ですね。
つまり取れないくらい強くかけるとダメージ強すぎて髪がギシギシにもなるんです。
けど実はパーマって1回だけかけるより、2回目、3回目と定期的なスパン(2〜4ヶ月くらい)でかけていくと、どんどんパーマが取れずらくなるんです。
なので最初は1ヶ月で取れてたのが、3回目になると半年くらい持つようになったという方もたくさん居ます。
1回目で1ヶ月くらいのもちでも切り落とさなければどんどんパーマの持続が長くなるので何度かパーマを継続的に続けて欲しいですね!※しかしダメージがゼロという訳では無いので毛先を整えつつなどのケアは必要です。
いきなり絶対落ちないように強い薬でかけるより、なるべく取れない、なるべくダメージしないようにかけた方が髪の毛に絶対優しいですからね。
やはり中には予想以上に早く取れてしまう人も居ます。
薬剤を使っている以上どれだけ考えても予想できない事もあります。あんだけしっかりかかってたのに2日で取れたという人も居ました、、、。
そんな時はすぐに美容師さんにお気軽にご相談して下さい!