脱縮毛矯正をしてパーマにチェンジしたお客様の事例とポイントについて解説☆

こんにちは。美容師のエトウリクシです♪

町田のacce hairというお店で美容室オーナーをしつつ、パーマについて発信したり研究したりしています。

今回は脱縮毛矯正を実現して、パーマスタイルにチェンジしたお客様の事例です。

脱縮毛矯正もいろんな方法があるのでその中でも今回はパーマを使って縮毛矯正を辞めてしまったお客様の事例です。

数年前まで梅雨時期には縮毛矯正していたお客様ですが、縮毛矯正を辞めてパーマをしていきたいという事で最近はパーマをかけ縮毛矯正を辞めてクセに馴染むパーマスタイルにして動きを楽しんで貰っています。

パーマ前の状態はこんな感じです。

髪の状態

  • やや畝りのあるクセ

  • 定期的にグレーカラー

  • パーマの履歴あり

やや畝りのあるクセなので今回はそのクセに馴染むようにパーマをかけていきます。

ご本人の希望としてはそんなに強いパーマにはしたくないという事だったので中間から毛先にカールをつけてまとまり感もありつつ柔らかく動く感じのパーマを目指していきたいと思います。

カラーは定期的に白髪染めをしているお客様なのですが、 白髪染め毛はどうしても硬い感じの仕上がりになりやすいです。 なのでなるべくふんわり柔らかく動くようにパーマをかける工夫をしています♪

思い切って縮毛矯正を辞めてパーマとクセを馴染ませてスタイルを作っていくのもひとつの方法です!

グレーカラーを定期的にしているので薬もソフトに設定してダメージになりすぎないように注意しつつ、パーマの動きは出せるようにしています。クセを馴染ませる場合は自然と動きが乱れやすいのでパーマの構成はシンプルにしてまとまり感のあるカール設定にして丁度良い感じにしていきます。

という事で仕上がりはこんな感じに…

柔らかく動きつつまとまりがあるのがとっても良い感じですよね♪
元々のクセより少し動きを出す感じでパーマを設定しているのでクセと馴染んだ動きが出てくれています。

これであれば縮毛矯正をかけなくても、パーマスタイルとして完全に成立してくれますよね。

今回の大きなポイントとしては作りたいデザインよりも元のクセが強いか弱いかがポイントになってきます。

クセの方が弱ければその上にパーマでクセを馴染ませながらパーマをかければOKです!しかしクセの方が強ければ一度クセを伸ばしてからその上にパーマをかけていかなければなりません。

いわゆるストカールという施術で、縮毛矯正とパーマをMIXしていくような考え方となります。

今回の事例では元々は少し畝りがあるクセですが、目指しているデザイン程のクセでは無いのでパーマだけで馴染ませていく事が可能になります。

見極めが難しいパターンとしては一部分のクセが強くて扱いにくいや、クセの生え方が特殊な場合なんかはパーマで馴染ませる事が難しい事もあるのでその辺はカウンセリング次第でパーマだけでいくのか、縮毛矯正ありきで考えていくのか見極めていく必要があります。

今回は脱縮毛矯正としてパーマにチェンジする事例を挙げてみましたが、
縮毛矯正を辞めてパーマにするメリットとしては

  • コテで巻いていた方はその手間が無くなる

  • 縮毛矯正に比べて比較的ダメージが少ない

  • 根元が伸びたとかが無い

縮毛矯正を辞めてパーマにするデメリットとしては

  • クセを取っている訳では無いので湿気次第でコンディションが変わる

  • 部分的な強いクセなどには対応できない場合がある

  • パーマなので取れてくる

という感じです。何事もメリットとデメリットがあるのでその辺りはカウンセリングで相談しながらお客様にとって何がベストなのかを一緒に考えながら施術させて頂きますので気になった方は是非ご予約お待ちしております♪

ではまたー!

今回スタイリングに使用したのパタゴニックオイル エクストラオイルです。このオイルはスタイリング向きのオイルなので時間が経ってもパサついて来にくいのが特徴です。

さらにパーマの毛束が綺麗に出てくれて、かつ質感のキープ力も高く、香りも人気が高く、そして天然のオイルだけを使用したオーガニックでボディオイルとしても使えるというのも嬉しいポイント!

まさに良い事ずくめの一品で割と昔から販売されているオイルなのですが、なかなかこれに変わる商品が販売されないので僕的ベストセラーという感じで使い続けています。

ストレートヘアでもパーマスタイルでも癖毛生かしヘアでもいろんなシーンで使えるので一本持っておいて間違い無しです。

スタイリング剤としてワックスなんかの代わりに使うので使用量は結構たっぷりとだいたい5〜7プッシュくらいは使用して下さい。そうすると夜まで質感をキープしてくれます!

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