パーマをかける準備として実践するべき5つのヘアケア方法

こんにちわ!

パーマを初めてかけたい方やパーマが上手くいかなかった事がある方にパーマの良さを伝えたい。

パーマをかける事で朝が楽にそして簡単にオシャレにしたい。

そんな気持ちで日々技術を磨いているパーマ好きな美容師RIKIUSHI(@RikushiEto)です♪

パーマの正しい知識を伝えるために書いてます!

Contents

髪は痛んでいる方がパーマがかかりやすいという罠

 

これは嘘のような本当の話なんです、、、。

 

髪質とか痛みの度合いによって変わってくるんですけど、

多くの場合パーマ剤が反応しやすいのは

 

ダメージ有り>ダメージ無し

 

なんですよね!

 

まずキューティクルはダメージがある方が剥がれているので、

薬剤が髪の内部に浸透しやすいです。

 

さらにパーマの元となるSS結合も、

ダメージが少ないほどしっかりと結合されているので、

還元(結合を解く)するのに時間がかかります。

 

しかし!!!!!!!!!

 

ではパーマは髪が痛んでいた方が良いのか???????

 

僕は絶対にそんな事は言いません。

 

理由①

髪は死滅細胞です。

 

つまりダメージをした髪の毛はその瞬間から何をしても髪のダメージが消える事は

絶対にありません。

 

トリートメントや縮毛強制で手触りを良くしたり、

ツヤツヤなストレートヘアにする事は可能です。

 

しかしそれは髪を擬似的に手触りを良くしたり、

見た目を綺麗に見せているだけで、

髪の毛のダメージが無くなっている訳では全くありません。

 

つまり髪のダメージは決して消える事は無いって事で、

パーマやカラーで薬剤を使った際にかかるダメージは

髪の毛を切らない限り永遠に積み重ねられるって事ですね。

 

なのでパーマをかける時も当然ダメージが少ない方が将来的に良いですし、

元々ハイダメージであればそこに更なるダメージを与える事になり、

チリチリやバサバサな仕上がりになる可能性が高くなってしまうって事ですね!

 

理由②

 

髪の毛は元々ワックスエステルという自然の皮脂があったり、

キューティクルが剥がれていなければ髪の内部に水分がしっかりあります。

 

それによって髪のツヤや潤いが出ています。

カラーやパーマをしたことが無い髪の毛はツヤツヤですよね?

 

カラーやパーマを繰り返すことで自然な皮脂が無くなり、

髪の内部の水分も少しずつ失われていきます。

 

パーマにもこのツヤや潤いは重要で、

ツヤが無いパーマはパサパサして綺麗な仕上がりにならないですよね?

 

なのでパーマをかける時にはやはり

 

元々のダメージは少ない方が良い!!!

そしてそのためにどういうヘアケアするべきか!!??

 

っていう事をここから書いていきましょう。

 

家でのヘアケア方法

パーマヘアケア

パーマを綺麗にかけたいと思ったら髪の状態をなるべく整えておくと良い

って事は分かってもらえたかと思います。

 

パーマをかける時には必ず薬剤を使うのでダメージがあります。

そして髪は一度痛みが出ると死滅細胞なので二度と復活することはありません。

 

なのでなるべくパーマをかける予定があってもそれまでにしっかりと

髪の毛の状態を整えておくことも大切です。

 

そこで日々のケアでどのように髪の毛を扱っておくと、

髪の毛の状態を良く保てるのかをまとめていきますね。

寝る時は必ず完全乾燥

 

髪が濡れている状態だとキューティクルが開いていて、

そのまま寝てしまうと摩擦がおきてキューティクルが剥がれます。

 

キューティクルが剥がれると髪の内部の水分が減ってしまったり、

手触りがゴワゴワになってしまいます。

 

なので寝る時には必ず完全に髪の毛が乾いている事を守ってください。

 

そして髪が濡れている状態で髪を結ぶのも辞めて下さい。

これ結構やっている人多い見たいですが要注意です!

お風呂上がりにすぐに乾かしたく無いからとりあえずゴムで結んでおく、、、。

熱いですしね、、、。気持ちはとっても分かるんですが、

ゴムの摩擦がキューティクルを剥がしてしまいます。

 

必ず結ぶ場合も髪の毛がしっかりと乾いた状態から結ぶようにして下さい。

 

コテやストレートアイロンで巻く時は120度

 

これもマストですね。

特にカラーをしたことのある髪の毛は130度以上の温度で熱を与えると、

ダメージを与えて髪の毛が硬くなっていってしまいます。

 

熱変性という状態ですね。

髪の毛はタンパク質でできているので、

一定の温度で熱すると硬くなります。(卵が良い例ですね)

 

ダメージのある髪の毛であれば130度以上から硬くなるので、

ヘアアイロンの温度は120度くらいが良いですね。

 

そして巻く前にアイロンで巻いた形がキープしやすくなる

ミストやスプレーは絶対にNGです!

 

ミストなどは水分を含んでいるので、

髪を濡らしている訳なので、

その上から熱するの髪の内部で爆発が起きてしまい、

髪の毛をかなり傷つけてしまいます。

 

スプレーなども不純物がついている状態に熱を入れる事になるので、

髪の毛を焦がしてしまう恐れがあります。

 

シャンプーは市販のものは使わない

 

シャンプーは入っている洗浄成分に色々な種類があります。

 

薬局などで売られているシャンプーは洗浄成分がかなり強いので

シャンプーをする度に髪を痛めてしまいます。

 

美容師さんに髪質に合わせた髪に優しいシャンプーを聞いてみて下さい。

 

そして必ず『今後パーマをかけたいと思っている』と伝えて下さい。

 

シャンプーの種類によってはパーマをかけていくのに相性が悪いものもあります。

 

オーガニック系のシャンプーの中には髪の内部の水分を落としてしまい、

髪の毛の乾燥が強くなってしまうもの。

 

ケラチンなどの成分が配合されすぎていて、

擬似的な皮膜を作りすぎてしまいパーマがかかりにくくなるものがあります。

 

トリートメントはしっかり流す

トリートメントも同様に髪質に対して油分が重すぎるトリートメントを使用すると、

必要以上に髪の毛のコーティングを行ってしまい、

パーマをかける時に邪魔になってしまう恐れが強くなってしまいます。

 

そして良く間違えてしまっているのが、

トリートメントがしっとり残っているくらいに流した方が良い。

という大いなる間違えです!!

 

しっとりしているということは必要以上にキューティクルの表面にトリートメントが、

残ってしまっている状態なんです。

 

そのような状態だと、『髪の毛が乾きにくくなる』『髪に無駄な油分を残す』『頭皮を詰まらせる』

など様々な頭皮や髪の毛に対する弊害を出してしまいます。

 

トリートメントはしっかりと流すようにしましょう!

手に滑りが残っていたり、

髪が乾きにくくなってしまったりする場合は、

トリートメントの流し残しが原因ですので注意しましょう。

規則正しく睡眠を取る

睡眠が規則正しく取れていないと、

ホルモンバランスが崩れてうまく健康な髪の毛を作れなくなってしまいます。

 

産後の抜け毛や、ストレスによる抜け毛も

ホルモンバランスが崩れて健康な髪の毛が作れない事が原因と言われています。

 

まとめ

パーマをかける予定がある方がやるべきヘアケアは

  1. 寝る時は必ず完全乾燥
  2. コテやストレートアイロンの温度は120度
  3. シャンプーは市販のものを使わない
  4. トリートメントはしっかり流す
  5. 規則正しく睡眠を取る

という5つのポイントを順番に説明させてもらいました。

これらの事を注意してもらえれば比較的パーマを綺麗な状態でかけられる

ベースを作る事ができると思います。

 

但しベースを作るといっても、

元々のダメージが強い方のダメージが無くなるという意味では決してありません。

 

パーマをかける場合でもダメージは事前になるべく少ない方が良いので、

これ以上ダメージを与えないためのヘアケア方法ということは認識しておいて下さい!

 

もう一度言っておくと

パーマはダメージが強ければ強い方がより痛みに対してのリスクは高くなる!

ってことですね。

 

参考にしてみて下さい!

 

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