こんにちわ!
パーマを初めてかけたい方やパーマが上手くいかなかった事がある方にパーマの良さを伝えたい。
パーマをかける事で朝が楽にそして簡単にオシャレにしたい。
そんな気持ちで日々技術を磨いているパーマ好きな美容師RIKIUSHI(@RikushiEto)です♪
Contents
パーマをかける時に失敗しないオーダーの仕方
パーマはロッドの大きさや薬剤の強さによって仕上がりが大きく違って来てしまいます。
強め、弱め、スパイラル、外ハネ、ウェーブなどなど一括りにパーマと言ってもいろんなスタイルがある訳ですね。
信頼のある美容師さんであればセンスに任せてパーマをかけて貰うというのはおおいにオッケーだと思います。
しかし初めて行く美容室や、パーマを初めてかけてもらう時などはお任せにしてしまうとイメージと違ってしまう事もあるでしょう。
今回はそうならない為にパーマをかける時にどのようにオーダーをすれば良いかや注意するポイントを書いていきたいと思います。
その前にパーマを上手にかけて貰える美容師をどうやって探せば良いかはコチラに書いています↓
なぜパーマが失敗するケースが多いのか?
まだまだ悲しい事にTwitterとかGoogleで『パーマ』って検索すると『パーマ失敗』とか『パーマ強すぎ』とかのワードがいっぱい出てきます。
実際に新規のお客様でも
『パーマはクリクリになったことがあるからちょっと不安』
『なんかチリチリになった事ある』
とか辛い事例を聞く事も多い、、、。
そりゃ大体美容室行ったら綺麗になることが当たり前だし、成功したからってネットにわざわざ書かないけど、失敗の方が流れるので、検索がネガティブになるのは仕方ないのかもしれません。
それにカラーは今や薬剤の進化が目覚しいのである程度ちゃんと塗ればある程度までは綺麗に染まるんです。(上手い人はめちゃ上手のでそこには違いはあるけど、、、。)
パーマの方が巻き手の技術や知識、そもそもカット上手くないと成功しないのがパーマです。
なのでそれなりの知識や経験でやろうとすると失敗しやすいのです。
最近どんどん増えている低単価の美容室は値段が安い分、技術や知識の教育に力を入れていない所もあります。
そういう美容室が増えて来たことによって、より失敗例が増えているのかもしれません。
オーダーで失敗しない為にまず失敗になる理由から考える
何で失敗したと言う人が多くなってしまうんだろうか??いくつか理由を考えてみました。
理由①なりたいイメージが上手く伝わっていない
特に初めて行く美容室なんかはその可能性はとっても高いですね。
美容師からしたらお客様の好きな雰囲気とか一瞬じゃあんまり分からないんです。話をして行くうちに何となく好みを掴んでくる事も多いです。
美容室行くときって、いつもよりオシャレしたくなるし、新しい服とか着たくなりません?
だから今日の雰囲気がお客様の日常の全てでは無いと思っています。
なのでデザインで失敗しないためにはまずなりたいイメージや何となく好きな雰囲気を少しでも伝えられるようにして下さい。
できれば好きな雰囲気の写真を2.3パターンくらいあると良いです。
それがあればある程度好きな雰囲気やイメージはつかみやすいです。
特にパーマの場合は『このくらいの強さのパーマ』とか『根元からふんわり動きが欲しい』とか『毛先だけに内巻きが良い』という伝え方ができるとベストだと思います。
それだけでもお客様のなりたいイメージをかなり考えられるし、そこから発展させて日頃のライフワークとか似合わせを考えてその人に合ったデザインを導く事もできる。※普段結ぶことが多いとか、朝は濡らすとかもデザイン考える上でポイントになるんです。
『美容師が思うこうしたら可愛いな』と『お客様が思うこうして貰いたいな』
これは意外とズレがある事が多いと思います。これば美容師側がもっとカウンセリングでズレ埋める努力をするべきではあるんですけどね、、、。
人の好みってけっこう違います。イメージソースが全く無いとなかなか自分のイメージぴったりにはならないかもしれません。
でも基本的に美容師は幅広くデザインの勉強しているのでイメージが少しでもあればそこからヒントを得られるので失敗が少なくなるかと思います。
とはいえ僕はinstagramやホットペッパーとかのスタイルを見てデザインやセンスが好きな美容師さんにお任せするとかも全然アリだと思っています!どんな感じになるかのワクワク感を楽しんでも良いと思います!僕もお任せのお客様多いですし。
あくまで今回は『なるべく失敗しないようにするオーダーの仕方』はという事で言えば雰囲気が分かりやすいようにイメージを用意しておくのは良いかと思います。
※一点注意しておいた方が良いのは、ヘアカタログやクーポンサイトに載っているヘアスタイルはパーマの表記になっていてもほとんどのデザインはアイロンやコテで作っているスタイルで、実際にパーマをかけていないものがほとんどです。パーマとアイロンではカールを付ける原理が全く違うので、当然仕上がりの質感や雰囲気が全く同じようにする事は難しいです。あくまでも好きなスタイルのイメージを伝えるために写真を用意しておくのが良いという事です。
理由②初めてのお客様は施術履歴が分からない
これはダメージレベルがどれくらいあるかがパーマにとってかなり重要な要素って話です。
長いこと担当させてもらっているお客様なら過去に何をしたかは担当の美容師さんがある程度覚えていると思います。
しかしまだ担当歴が短かかったり初めてのお客様だと、過去に何をしていたかは分からないのです。
例えば現状が暗い髪の毛でも過去に明るくしていたりすると、このパターンは見た目よりもダメージが強いということになります。
実はパーマ液は僕の店でも扱っているものは7種類くらいあります。
お店によって取り扱っている種類は様々ですが、それぞれの毛質や、ダメージの強さに応じて使い分けるんです。
それだけ細かくお客様の髪の状態に合わせて決めるので、
履歴が分からないとかかり過ぎや、ダメージが強い、もしくはパーマが弱いという現象が起きる可能性がある!
特にホームカラーはダメージが強く出やすいので、家でやったことあるなどもしっかり覚えている範囲で伝える事をオススメします。
恐らく美容師もカウンセリングで履歴聞いて来ると思います。(ちょっとでもカラーやパーマをしていたら普通美容師ならそこは一番注意する!!)
僕もはじめてのお客様にはあらゆる可能性を考えてめっちゃ質問します。※ウザかったらゴメンなさい。。
できるだけカウンセリング時になるべく過去の履歴を伝えれると失敗の可能性もグッと少なく行えると思います!
理由③そもそも担当した美容師さんがあまりパーマの経験や知識が無い
これが最も辛い現実ですね。
先ほども出ましたが美容室のパーマ比率は平均で10%程度らしいです。カラーやカットに比べると圧倒的に経験が少ない。
経験が少ない→お客様にオススメできない→パーマのお客様増えない→経験増えない
この負のスパイラル抱えている美容師さんめちゃ多いので、日本全体でパーマをかける人が多くならないって事、、、。
だってパーマをお勧めしている美容師が少ないんですからね。
あんなにもヘアカタでアイロン巻いてるのに、、、。みんなカールスタイル好きなはずなのに、、、。
それだけパーマが難しい技術であると共に奥が深いって事なんですけどね。
パーマは得意じゃないって美容師さんを見分ける分かりやすいポイントがひとつあります。
特に難しい履歴や特殊なデザインを求めている訳では無いのにパーマ以外のメニューを勧められる。
つまりパーマがあまり得意では無い美容師さんはできるだけパーマじゃ無い方向に勧めようとします。
自信があんまり無いって事ですね。
(もちろん髪質やダメージレベルなどの条件によって本当にかけない方が良い場合もありますが、その時はそれなりの納得できる理由をきちんと説明してくれると思います。)
パーマじゃ無い方向に勧められた場合は、あまりパーマそれ以上求めない方が良いですね。
自信が無いって事は経験も知識もあまり無いって事なので、パーマが失敗になって望んでいない髪の状態になる可能性が高くなりますよね。
イチかバチかでパーマをかけてもらって失敗するよりは、他にパーマを上手くかけて貰える美容師さんを探した方が懸命だと僕は思います。
まとめ
パーマをなるべく失敗しないために注意するべきオーダー仕方やポイントは
1.なりたいイメージが上手く伝わるようにしておく
2.自分がこれまでやって来た施術履歴をなるべく思い出しておく
3.パーマが苦手そうな美容師さんの場合はパーマをかけないようにする
これらを注意していけば、きっと自分が理想とするパーマに近づけるのでしょう!
パーマは美容室のメニューの中でもトップクラスに失敗の確率が高い施術です。
大前提としてプロとして美容師をやっている以上は知識、経験、技術の全てが高いレベルである事は望ましいですが、
現実としてはそうなっていないのも事実です。
なので自分の大切な髪の毛ですので、全てを美容師任せにするのではなく自分の髪が理想に近づくための準備は少ししておく事も時には必要って事ですね。
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自分の髪の状態は良く分からないのが当然です。
パーマは繊細な施術ですので、まずは髪の毛の診断からしっかり行うのがマストです!
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